03.17
タオルの寿命はいつ？買い替えのタイミングと長持ちさせる方法を解説
お気に入りのタオルだったはずなのに、
「最近、タオルがゴワゴワする」
「吸水力が落ちてきたような…？」
「そろそろ買い替えるタイミング？」
と感じることはありませんか。タオルがこのような状態になったら、そろそろ買い替えを検討するタイミングかもしれません。
この記事では、タオルの寿命や買い替えのサインを詳しく解説します。また、長持ちさせるためのポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
タオルの寿命はどのくらい？何年で買い替えるべき？
タオルの寿命は一般的に半年から1年とされています。ホテルなどでは、30回ほど洗濯したら交換するのが目安とされることが多いです。
ただし、素材や使用頻度、洗濯方法によって寿命は変わり、より長く快適に使い続けることも可能です。タオルを長持ちさせる方法は、この後で紹介します。
タオルの買い替えのサインは？
タオルがこのような状態になったら、買い替えどきかもしれません。
- 臭いが取れなくなった
- ゴワゴワして肌触りが悪くなった
- 吸水しにくくなった
- ほつれや破れが目立ってきた
臭いが取れなくなった
タオルの臭いの主な原因は、雑菌の繁殖です。水分を含むタオルは、雑菌が繁殖しやすい環境のため、使い続けるとどうしても臭いが取れなくなってしまうことがあります。
雑菌が入り込んで臭いが発生するようになったタオルには、衛生面で問題があるため、新しいタオルへの買い替えをおすすめします。
ゴワゴワして肌触りが悪くなった
新しいときはふわふわで肌触りのよかったタオルも、使い続けると少しずつゴワゴワしたり、肌触りが悪くなったりして劣化していきます。繊維が劣化し、柔らかさが失われることが原因です。
＜肌触りが変わる主な原因＞
- パイルが寝てしまい、繊維が押しつぶされる
- 洗剤や柔軟剤の成分が繊維に蓄積し、硬くなる
- 洗濯時の摩擦によって繊維が毛羽立ち、ごわつく
洗濯のしかたによって改善することもありますが、ゴワゴワになって使いにくくなったら、買い替えのタイミングです。気持ちよく使えるタオルへの交換を検討しましょう。
吸水しにくくなった
タオルは、長く使い続けるうちに吸水力が低下します。これは、繊維の劣化や洗濯による影響が主な原因です。
＜吸水性が落ちる主な原因＞
- 長期間の使用で繊維が傷み、吸水性が低下する
- 洗剤や柔軟剤の使用によって繊維がコーティングされ、水をはじきやすくなる
- タオルの生地が痩せて、吸水できる繊維の量が減る
一度吸水力が落ちたタオルを元に戻すのは難しいため、新しいタオルに買い替えることをおすすめします。
ほつれや破れが目立ってきた
タオルの生地が傷んでくると、パイルが抜けたり、糸がほつれたりすることが増えます。 特に、以下のような状態になったら寿命が近いと考えられます。
＜ほつれや破れのサイン＞
- タオルの端がほつれ、糸が出ている
- パイル（ループ状の糸）が抜けてスカスカになっている
- 破れや穴ができている
小さなほつれはハサミでカットすればある程度は使えますが、ほつれが広がってきた場合は買い替えのタイミングです。傷んだタオルは吸水力が低下し、乾きにくくなることで、結果的に雑菌が繁殖しやすくなることがあります。ほつれや破れが大きくなったタオルは、本来の機能を果たせなくなるため、新しいタオルへの交換を検討しましょう。
タオルの寿命を延ばすには？
タオルを少しでも長く使い続けるために、おすすめの洗濯方法を紹介します。
- タオルの寿命を伸ばす洗濯方法
- タオルの寿命を伸ばす干し方
タオルの寿命を延ばす洗濯方法
タオルは、洗濯方法の工夫によって長持ちさせられます。少しの手間で、お気に入りのタオルの風合いを維持できるようになるので、ぜひ実践してみてください。
たっぷりの水でネットに入れて洗う
タオルは、たっぷりの水を使い、タオルが自由に動く状態で洗うのがおすすめです。洗濯物を詰め込んだり、少ない水で洗ったりすると、パイルがつぶれ、摩擦によって傷みやすくなります。
また、洗濯ネットに入れると摩擦が軽減されるため、タオルの傷みを防ぎやすくなります。
柔軟剤を使いすぎない
柔軟剤はタオルをふんわりさせる効果がありますが、繊維をコーティングしてしまうため、タオルの吸水性が低下する原因になります。
柔軟剤は、できるだけ使用を控えましょう。また、使う場合は、頻度を抑えて適量を守るようにしてください。
脱水後はすぐに干す
洗濯が終わったタオルを長時間放置すると、繊維が寝たまま固まり、ゴワつきの原因になります。また、湿った状態が続くと雑菌が繁殖し、生乾き臭が発生しやすくなります。
タオルの寿命を延ばす干し方
タオルの干し方を工夫することで、繊維がふんわりと立ち上がり、吸水性や肌触りの良さを維持できます。特に乾燥の仕方がタオルの寿命を左右するため、以下のポイントを意識しましょう。
風通しの良い場所で陰干しする
直射日光の当たりすぎは、タオルの繊維を傷め、硬くなる原因になります。特に濃い色のタオルは紫外線による色あせも起こりやすいため、風通しの良い日陰で干すのが理想的です。
干す前にタオルを振ってパイルを立たせる
洗濯後のタオルは、繊維が押しつぶされて寝た状態になっています。そのまま干すと繊維が固まりやすくなり、ゴワつきの原因になるため、干す前にタオルを振ってパイルを立たせましょう。
数回振るだけでパイルが立ち上がり、ふんわりとした肌触りを保ちやすくなります。
寿命を迎えたタオルの活用方法
タオルは寿命を迎えても、すぐに捨てるのではなく、さまざまな用途で再利用できます。特に綿素材のタオルは吸水性が高いため、掃除やペットケア、アウトドアなど幅広い場面で活用できます。ここでは、使い古したタオルの有効な活用方法を紹介します。
掃除用のウエスとして活用する
寿命を迎えたタオルは、掃除用のウエス（雑巾）として活用するのがおすすめです。吸水性が高いため、床や家具の汚れ拭き、水回りの掃除に適しています。
ペット用タオルとして活用する
使い古したタオルは、ペットのケアにも活用できます。散歩後の足拭きや、シャンプー後の体拭きに使えます。また、ベッドやクッションのカバーとしてもおすすめです。
アウトドアやレジャーで活用
使い古したタオルは、キャンプやバーベキューの手拭きや汚れ拭きとして活用できます。新品のタオルを汚したくない場面でも、気兼ねなく使えて便利です。
まとめ
この記事では、タオルの寿命や買い替えのタイミング、タオルを長持ちさせる方法について解説しました。
- タオルの寿命はどのくらい？何年で買い替えるべき？
- タオルの買い替えのサインは？
- タオルの寿命を延ばすには？
- 寿命を迎えたタオルの活用方法
タオルの買い替え時期は明確に決まっているわけではありませんが、劣化を感じたときが買い替えのタイミングです。毎日使うものだからこそ、清潔で快適なタオルを選び、気持ちよく使いましょう。
