2025
01.20
ふるさと納税の寄附は何個まで?自治体数や回数制限について解説

ふるさと納税の寄附は何個まで?自治体数や回数制限について解説

ガイド

ふるさと納税で寄附する際に、自治体は何ヶ所まで寄附ができるのか、同じ自治体に何回まで、返礼品は何個まで申し込めるのかが分からず、寄附を迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ふるさと納税の寄附回数や個数についての情報を整理してお伝えします。まだ寄附をしたことがない方も、今年の寄附をどうしようか迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。

ふるさと納税の寄附は何個/何回まで?

ふるさと納税では、寄附できる回数に制限はありません。寄附をする自治体数にも、同じ自治体に寄附をする回数にも、そして返礼品の個数にも規定はなく、自由に選ぶことができます。

ふるさと納税の注意点:3つのポイント

ふるさと納税の寄附の個数や回数に制限はありませんが、注意した方が良いポイントがあります。

  • 寄附金控除の手続きは寄附ごとに必要
  • ワンストップ特例を利用する場合は5自治体以内
  • ふるさと納税には限度額がある

寄附金控除の手続きは寄附ごとに必要

ふるさと納税の寄附をして、寄附金控除を受けるためには、ワンストップ特例の申請または確定申告が必要です。

申請は、寄附ごとに行う必要があるため、同じ自治体や同じ返礼品に複数寄附を申し込んだ場合でも、それぞれについて届ける必要があります。まとめての申請はできませんので、注意しましょう。

ワンストップ特例を利用する場合は5自治体以内

ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄附先が1年間で5自治体以内であることが条件となります。

ただし、同じ自治体に何度寄附しても1自治体としてカウントされるため、複数回に分けて寄附をしてもワンストップ特例の申請に影響はありません。

<例>

A自治体に3回寄附、B自治体に2回寄附をした場合、自治体数は2となります。

ワンストップ特例については、以下の記事で詳しく解説しています。

ふるさと納税には限度額がある

ふるさと納税は寄附の回数や寄附先に制限はありませんが、税金控除には上限があります。この限度額は、年収や家族構成によって異なり、超過した分の寄附額は自己負担となります。

複数回に分けて寄附をする場合は、限度額を超えないように注意しましょう。

ふるさと納税の限度額については、以下の記事で詳しく解説しています。

ふるさと納税で複数回寄附をするメリット

寄附を1回にまとめるのではなく、複数回に分けることは、寄附者にとって以下のようなメリットがあります。

  • 使い道を分けることができる
  • 年収に応じた限度額の調整がしやすい
  • 保管スペースをとらない
  • 季節ごとの地場産品を楽しめる

使い道を分けることができる

ふるさと納税で寄附をする際に、寄附金の使い道を選ぶことができます。しかし、一つしか選べないため、本当は複数に使ってほしいと思っても絞らなければなりません。

寄附を分ければ、使い道を都度変えることでいろいろな事業を応援できるというメリットがあります。

年収に応じた限度額の調整がしやすい

ふるさと納税の限度額は、1年間の所得によって決まります。1年間の収入が固定ではない場合、限度額が年末まで確定しないこともあるでしょう。

そのような場合には、様子を見ながら回数を分けて寄附をすることで、限度額を超えずに寄附ができるというメリットがあります。限度額いっぱいまで寄附をしたい方は、12月に所得が確定した段階で残りの寄附をすることをおすすめします。

保管スペースをとらない

ふるさと納税で返礼品をまとめて受け取ると、保管スペースに困ることがあります。冷凍品が一度に届いて冷凍庫がいっぱいになってしまったり、トイレットペーパーがまとめて届いたために入りきらなくなってしまったりといった経験がある方も多いのではないでしょうか。

回数を分ければ、保管スペースの心配をせず寄附ができるのでおすすめです。

季節ごとの地場産品を楽しめる

たとえば、野菜やフルーツなどの返礼品に申し込む場合、季節を分けることでいろいろな地場産品を楽しめるというメリットがあります。

一度に同じものをたくさんもらうのではなく、一年を通して楽しみたい方におすすめです。

なお、保管スペースに余裕がない方や、季節ごとの地場産品を楽しみたい方は、定期便に申し込むのもおすすめです。

ふるさと納税の定期便とは

ふるさと納税には、定期便と呼ばれる返礼品があります。定期便とは、1回の寄附で複数回に分けて返礼品が届くタイプの返礼品のことをいいます。

たとえば、以下のようなものがあります。

  • 毎月5kgのお米が12ヶ月届く
  • 季節のフルーツが年に4回届く
  • トイレットペーパーが2回に分かれて届く

定期便を利用すれば、申し込みは1回なので、寄附金控除の申請も1回で済みます。必要量を確認して申し込めば、ちょうど必要になる頃に追加分が届くので、とても便利です。

ふるさと納税でおすすめの定期便

ここからは、ふるさと納税で実際に提供されているおすすめの定期便を紹介します。

牛ハラミ 定期便 1.2kg 全3回

牛ハラミ 定期便 1.2kg 全3回

寄附金額36,000円

話題の泉州元気ハラミの定期便です。

ふるさと納税ポータルサイトで常にランキング上位に選ばれている人気の返礼品です。1ヶ月分ずつ毎月届くので、冷凍庫を圧迫せず、冷凍庫に常備しておけるのでおすすめです。

牛ハラミ 定期便 1.2kg 全3回は、こちらからお申し込みいただけます。

旬の新鮮 野菜セット(15種以上)定期便 全3回

寄附金額30,000円

泉佐野市で収穫された旬の泉州野菜が毎月届く定期便です。

新鮮野菜は、届いたらできるだけ早く食べるのがおすすめ。食べ切れる量が毎月届く定期便は、野菜をおいしく食べたい家庭に人気があります。

旬の新鮮 野菜セット(15種以上)定期便 全3回 は、こちらからお申し込みいただけます。

まとめ

この記事では、ふるさと納税の寄附回数や個数について解説しました。

  • ふるさと納税の寄附は何個/何回まで?
  • ふるさと納税の注意点:3つのポイント
  • ふるさと納税で複数回寄附をするメリット
  • ふるさと納税の定期便とは
  • ふるさと納税でおすすめの定期便

ふるさと納税には、いろいろなタイプの返礼品があります。応援したい自治体や生活スタイル、家族の好みに合うものを選べるようになっていますので、まだ一度も寄附をしたことがない方も、今年こそ寄附をしてみませんか。