2025
06.27
ふるさと納税サイトはどこがいい?目的別のおすすめサイトを紹介

ふるさと納税サイトはどこがいい?目的別のおすすめサイトを紹介

ガイド

ふるさと納税を申し込むとき、どのサイトを使えばよいかを迷うことはありませんか。

ポータルサイトや自治体のサイトなど、ふるさと納税にはいろいろなサイトがあり、それぞれに特色があります。これまでポイントなどの特典で選んできた方も、今後はサイトの特徴で選ぶようになるでしょう。

この記事では、各ふるさと納税サイトの特徴や、目的別のおすすめサイトを紹介します。ふるさと納税サイトはどこがいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ふるさと納税はどこがいい?各サイトの特徴を紹介

ふるさと納税の寄附ができるサイトは複数あります。まずは、主なサイトの特徴を見てみましょう。

楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税は、日頃から楽天市場で買い物をしている人などに利用されているふるさと納税サイトです。楽天ふるさと納税の特徴を3点紹介します。

  • 自治体数・返礼品数が多い
  • 楽天IDを使って寄附ができる
  • 数量を選択しやすい

自治体数・返礼品数が多い

楽天ふるさと納税には全国の多くの自治体が参加しており、返礼品の数も豊富です。食品や日用品、レジャー体験など多岐にわたる品が並んでいるので、欲しいものがきっと見つかるでしょう。

2025年5月現在、楽天ふるさと納税には1,703自治体の569,462件の返礼品が掲載されています。

楽天IDを使って寄附ができる

楽天ふるさと納税では、楽天IDをそのまま使えます。日頃から楽天を利用している人は、いつもの楽天IDで寄附をして、履歴なども一緒に管理できる点が便利です。

数量を選択しやすい

ふるさと納税で寄附をする際に、5kgか10kgかなど、量に迷うことはないでしょうか。楽天ふるさと納税は、一つの画面で数量や発送時期のバリエーションを確認して選べるようになっており、数量に合った寄附金額が表示されるため、比較しやすいのがメリットです。

ふるさとチョイス

ふるさとチョイスは、ふるさと納税サイトのパイオニアともいわれており、初期の頃から使い続けている方の多いサイトです。ふるさとチョイスには、次のような特徴があります。

  • 自治体数・返礼品数が全国最多
  • ふるさとチョイス限定の返礼品が豊富
  • 目的に合わせて選びやすい

自治体数・返礼品数が全国最多

ふるさとチョイスは、国内最大級のポータルサイトです。1,788自治体、663,580件の返礼品が掲載されており、数多くの返礼品の中から欲しいものを探すことができます。

お米やお肉などのほか、旅行や体験などの返礼品も揃っているので、ぜひチェックしてみてください。

ふるさとチョイス限定の返礼品が豊富

ふるさとチョイスでは、他のサイトでは取り扱っていない限定返礼品が多数用意されています。地場産業との連携によって実現した食べ物や飲み物、ギフトセットや、地域の職人と共同で企画した工芸品などがあります。

限定返礼品は、検索ボックスで「ふるさとチョイス限定」と入力すると見つけられます。

目的に合わせて選びやすい

ふるさとチョイスには、「チョイストラベル」や「チョイスグルメ」など、目的に合わせた特集ページが用意されています。災害支援や地域の課題解決プロジェクトなどのページもあるので、目的が決まっている方はぜひご活用ください。

ふるなび

ふるなびには、次のような特徴があります。

  • 家電の返礼品を多く紹介している
  • 高額寄附者向けの寄附代行サービスがある
  • レビューが多く返礼品を選びやすい

家電の返礼品を多く紹介している

家電といえばふるなびというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。他のポータルサイトに先駆けて家電を扱い始めたふるなびには、現在も多くの返礼品が掲載されています。家電の返礼品は頻繁に入れ替わっており、発売して間もない新製品が手に入ることもあります。

高額寄附者向けの寄附代行サービスがある

50万円以上の寄附をする場合は、高額寄附者向けの寄附代行サービスを利用できます。寄附代行を依頼すると、自分で返礼品を探す手間がかからず、効率よく寄附ができます。該当する方はぜひ相談してみてください。

レビューが多く返礼品を選びやすい

ふるなびの返礼品ページには、利用者によるレビューが多数掲載されています。返礼品の質に関する情報や満足度など、実際に寄附をした人の口コミ情報が書かれているので、失敗したくない方におすすめです。

さとふる

テレビCMでもお馴染みのさとふるには、次のような特徴があります。

  • ランキングや特集が充実していて選びやすい
  • 電話での問い合わせに対応している
  • お客様満足度が高い

ランキングや特集が充実していて選びやすい

さとふるでは、特集やランキングが定期的に更新され、季節ごとの返礼品や人気の品が分かりやすく紹介されています。眺めているだけでも楽しいので、欲しい返礼品が決まっていないときには特集から選ぶのもおすすめです。

電話での問い合わせに対応している

さとふるにはコールセンターが用意されており、電話での問い合わせを受け付けています。返礼品や手続きについてわからないことがあれば直接聞けるので、オンライン手続きに慣れていなくても安心して利用できます。

お客様満足度が高い

さとふるは、第三者機関による満足度調査で高い評価を得ており、利用者からの信頼が厚いサイトです。返礼品の内容、寄附後の対応、サイトの使いやすさなど、さまざまな項目で高い評価を受けています。

Amazonふるさと納税

皆さんは、もうAmazonふるさと納税を利用しましたか?     2024年12月にスタートして大きな話題になったAmazonふるさと納税は、掲載自治体数や返礼品数を着々と増やしています。

Amazonふるさと納税には、次のような特徴があります。

  • 翌日到着の返礼品がある
  • 限定返礼品がある
  • Amazonのアカウントを使って寄附ができる

翌日到着の返礼品がある

Amazonふるさと納税には、申し込んだ翌日に届く返礼品があります。今すぐ使いたいものがあれば、一般の通販と同じように申し込めるのが便利です。

限定返礼品がある

Amazonふるさと納税には、Amazon限定の返礼品が数多く掲載されています。定番の日用品や、地元で人気のスイーツなどさまざまな限定品があるので、新しい返礼品を探している方はチェックしてみてください。

Amazonのアカウントを使って寄附ができる

Amazonふるさと納税は、Amazonのアカウントを使って利用できます。日頃Amazonを利用している方は、ログインしたまま寄附できるので簡単です。

ただし、家族とアカウントを共有している場合は、寄附者の名義のアカウントで寄附をするように注意しましょう。

自治体のふるさと納税サイト

大阪府泉佐野市のふるさと納税サイト「さのちょく」
大阪府泉佐野市のふるさと納税サイト「さのちょく」

自治体が運営するふるさと納税サイトの人気が高まっています。自治体ごとに特色があり、独自の企画などもあるため、多くの人が共感し、利用しています。

自治体のふるさと納税サイトには、次のような特徴があります。

独自の返礼品や企画に申し込めることがある

自治体のふるさと納税サイトで、独自の企画が実施されているケースが増えてきました。たとえば大阪府泉佐野市では、「#ふるさと納税3.0」として、クラウドファンディング型のふるさと納税の仕組みを用意しています。たとえば、次のようなプロジェクトがあります。

さのちょくクラウドファンディング ふるさと納税3.0

<プロジェクトの例>

  • 「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」創造プロジェクト
  • 人の手も機械の手も大切に。持続可能な農園づくりプロジェクト
  • 泉佐野発!JAPANブランド強化 製造拠点新設プロジェクト

地域の取り組みや課題が詳しく紹介されている

自治体のふるさと納税サイトには、地域で抱える課題や、寄附金をどのように活用するかといったことが詳しく書かれています。応援する自治体を探している方は、自治体のサイトを確認すると詳しく理解できるのでおすすめです。

正確な情報が掲載されている

自治体のふるさと納税サイトには、最新の返礼品情報が正確に記載されています。自治体が直接運営しているので、情報が充実しているというメリットがあります。

ふるさと納税サイトに関するQ&A

ふるさと納税サイトの選び方について、よくある質問とその回答を紹介します。

Q:同じ返礼品でもサイトによって違いがありますか

同じ自治体の同じ返礼品でも、サイトによって異なる場合があります。

返礼品の管理は自治体が独自に行っているため、すべてのサイトで同じように提供している自治体もあれば、サイトによって異なる自治体もあります。

Q:同じ自治体に複数のサイトから寄附をしてもいいですか

問題ありません。複数のサイトや手段を利用して寄附をした場合でも、すべて合算して計算されます。寄附の手段は問われないので、複数のサイトを利用しても構いません。

Q:複数サイトで寄附した場合、確定申告の手続きは面倒になりますか

ふるさと納税で申告する金額は、1年間の寄附金額の合計です。サイトが一つでも複数でも申請内容は変わらないので、手続きが面倒になることはありません。

Q:複数サイトで寄附した場合、ワンストップ特例の手続きは面倒になりますか

ワンストップ特例の申請は、1回ごとに行います。そのため同じ自治体に複数回寄附した場合は毎回申請が必要です。ただし、どの手段で申請しても同様に扱われますので、複数サイトを利用しても、同じサイトからでも、手続きの回数に違いはありません。

まとめ

この記事では、ふるさと納税サイトはどこがいいか迷ったときに参考にしたい、各サイトの特徴や選ぶポイントを紹介しました。

  • ふるさと納税はどこがいい?各サイトの特徴を紹介
  • ふるさと納税はどこがいい?目的別のおすすめを紹介
  • ふるさと納税サイトに関するQ&A

ふるさと納税で寄附をしたお金は、地域の活性化や教育など、各自治体の社会課題の解決に役立ててもらうことができます。まだ寄附をしたことがない方や、どこがいいか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にして自分に合うサイトを探してみてください。