2025
05.19
大阪・関西万博3

大阪・関西万博はいつからいつまで?開催期間や内容をチェック

ガイド

2025年の大阪・関西万博が始まりました。

半年にわたって開催されるこの国際博覧会には、さまざまな国のパビリオンが集まっており、訪れた人々は最先端の技術や文化を体験しています。テレビのニュースやSNSなどでも連日話題になっており、実際の様子を見て「自分も行ってみたい」と思った方もいるかもしれません。

この記事では、大阪・関西万博の開催期間や来場日時予約などについて解説します。パビリオンの抽選予約についても詳しく紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

大阪・関西万博はいつからいつまで開催されている?

大阪・関西万博は、次の日程で開催されています。

  • 開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)の184日間
  • 開催時間:9時〜22時

会期は半年間と長く設定されているため、訪問する時期によって会場の混雑状況や気候が異なります。学校の休暇や祝日と重なる日程を避けることで、比較的落ち着いて観覧できる可能性があります。

大阪・関西万博の入場チケットの対象期間は?

大阪・関西万博の入場チケットの対象期間は、券種によって異なります。以下の入場チケットをお持ちの場合は期間が限られますので、注意しましょう。

<対象期間が決まっているチケット>

チケットの種類対象期間料金
前期券(前売り)4月13日〜7月18日までに1回入場可能販売終了
平日券4月13日〜10月13日までの平日に1回入場可能大人 6,000円
中人 3,500円
小人 1,500円
夏パス7月19日~8月31日までに何度でも入場可能大人 12,000円
中人 7,000円
小人 3,000円
前期学校団体割引券4月13日〜7月18日までに1回、同時入場可能高校生 2,000円
中学生・小学生・園児 1,000円
後期学校団体割引券7月19日〜10月13日までに1回、同時入場可能高校生 2,400円
中学生・小学生・園児 1,000円

上記以外の入場チケットは、4月13日〜10月13日までの全日が対象です。入場チケットについては以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

大阪・関西万博の来場日時予約はいつからできる?

大阪・関西万博4

大阪・関西万博を訪れる際には、チケットの購入後、大阪・関西万博のWebサイトで来場日時予約の手続きをする必要があります。(来場日指定の入場チケットを購入した場合は、改めて来場予約を行う必要はありません)

予約手続きは来場日の6か月前から行えるため、これからチケットを購入する場合は、購入後すぐに予約できます。先着順なので、予定が決まったら早めに手続きを済ませておきましょう。

<来場日時予約の時間枠>

来場日時予約は、次の5つの時間帯から選んで行います。

  • 9時〜
  • 10時〜
  • 11時〜
  • 12時〜
  • 17時〜

どの日も朝早い時間の人気が高く、特に9時台と10時台は早いうちに予約が埋まっています。朝の時間帯に入場したい場合は、できるだけ早く予約をしておくことをおすすめします。

<来場日時予約の手順>

来場日時予約の手続きは、次の方法で行います。

  1. 万博IDで大阪・関西万博Webサイトにログインします。
  2. 「予約・抽選」をタップします。
  3. 「予約するチケットを選択」をタップします。
  4. カレンダーが表示されるので、行きたい日にちをタップします。
  5. 時間帯が表示されるので、行きたい時間と入場するゲートをタップします。なお、このとき、混雑状況が表示されますので、混雑状況を確認したうえで日時を最終確認しましょう。(満員の時間枠は予約できません)
  6. 日時を選択したら、「来場日時を設定する」をタップします。「来場日時が設定されました」という画面が表示されたら手続き完了です。

なお、来場日時予約の手続き後、都合が悪くなってしまった場合には、日程の変更も可能です。ただし、変更は合計3回までと決まっていますので、注意しましょう。

また、予約した時間より早く/遅く到着した場合は、以下のように対応してもらえます。

<予約時間より早く現地に到着した場合>

予約より早く到着した場合、スペースが空いていれば、到着時の行列の最後尾に並べることがあります。

<予約時間より遅く到着した場合>

到着が遅れてしまった場合は、当日の予約時間以降であればいつでも入場可能です。

パビリオン・イベント予約はいつからできる?

大阪・関西万博5

パビリオンやイベントも、事前予約ができます。ほとんどのパビリオンやイベントは予約必須ではなく、当日枠も十分に用意されていますが、予定が決まっているのであれば予約の抽選に参加するのがおすすめです。

パビリオン・イベントの予約方法は、4種類あります。

  • 2か月前抽選
  • 7日前抽選
  • 空き枠先着予約
  • 当日登録

2か月前抽選

2か月前抽選は、最初に行われる抽選です。

申し込み期間:来場日時予約をした日の3か月前〜2か月前の前日まで

抽選申し込みは、以下の手順で行います。

  1. 万博IDで大阪・関西万博Webサイトにログインします。
  2. 「予約・抽選」をタップします。
  3. 「まとめて予約・抽選に申し込む」をタップします。
  4. 「2か月前抽選申込」をタップします。
  5. 申し込みたいチケットを選択して「選択したチケットで申し込む」をタップします。
  6. 「2か月前抽選申込」ページの下の方にある第1希望の「登録する」をタップします。
  7. イベント・パビリオンを選択します。
  8. 時間帯を選択し、「希望内容の登録」をタップします。これで第1希望の登録は完了です。
  9. 同様に、第2希望以降の登録も行います。

7日前抽選

7日前抽選は、2か月前抽選に参加しなかった方や、当選しなかった方が参加できる抽選です。

申し込み期間:来場日時予約をした日の1か月前〜8日前まで

抽選申し込みは、以下の手順で行います。

  1. 万博IDで大阪・関西万博Webサイトにログインします。
  2. 「予約・抽選」をタップします。
  3. 「まとめて予約・抽選に申し込む」をタップします。
  4. 「7日前抽選申込」をタップします。
  5. 申し込みたいチケットを選択して「選択したチケットで申し込む」をタップします。
  6. 「7日前抽選申込」ページの下の方にある第1希望の「登録する」をタップします。
  7. イベント・パビリオンを選択します。
  8. 時間帯を選択し、「希望内容の登録」をタップします。これで第1希望の登録は完了です。
  9. 同様に、第2希望以降の登録も行います。

空き枠先着予約

空き枠先着予約とは、直前に空き枠が残っている場合に予約できる方法です。

申し込み期間:来場日時予約をした日の3日前〜前日の午前9時まで

先着申し込みは、以下の手順で行います。

  1. 万博IDで大阪・関西万博Webサイトにログインします。
  2. 「予約・抽選」をタップします。
  3. 「まとめて予約・抽選に申し込む」をタップします。
  4. 「空き枠先着申込」をタップします。
  5. 申し込みたいチケットを選択して「選択したチケットで申し込む」をタップします。
  6. イベント・パビリオンを選択します。
  7. 時間帯を選択し、「希望内容の登録」をタップします。これで空き枠先着予約は完了です。

当日登録

来場日当日にパビリオン・イベントの予約をすることも可能です。

申し込み期間:会場に入場して10分後〜(1回に登録できるのは1か所まで。パビリオンを見終わると、次のパビリオンの予約ができます)

当日登録は、以下の手順で行います。

  1. 万博IDで大阪・関西万博Webサイトにログインします。
  2. 「予約・抽選」をタップします。
  3. 「まとめて予約・抽選に申し込む」をタップします。
  4. 「当日登録」をタップします。
  5. 申し込みたいチケットを選択して「選択したチケットで申し込む」をタップします。
  6. イベント・パビリオンを選択します。
  7. 時間帯を選択し、「希望内容の登録」をタップします。これで当日登録は完了です。

なお、当日登録は現地に用意されている端末でも行えます。端末は会場内に6か所設置されています。

大阪・関西万博の混雑状況

「万博に行きたいけれど、混雑状況が気になる」という方も多いのではないでしょうか。そこで、2025年5月現在の混雑状況を紹介します。

  • 来場日時予約:9:00や10:00の枠は1か月先くらいまで満員になっていますが、午後からであれば予約を取りやすい状況です。
  • 入場ゲート:特に午前中は行列ができていますが、開幕当時よりは並ぶ時間が短くなっています。
  • 各パビリオン:行列ができています。特に人気の高いパビリオンは待ち時間も長くなりがちですが、ほとんどのパビリオンには、予約がなくても入場できます。
  • 当日登録の端末:時間帯によっては列ができているため、自身のスマートフォンを利用できると便利です。
  • 駐車場:空いており、停める場所に困る状況にはなっていません。

大阪・関西万博にはいつ行くのがおすすめ?

大阪・関西万博は、いつ行っても楽しめます。ただし、どのように楽しみたいかによっておすすめの日程は異なります。

少しでも多くのパビリオンを訪れたい場合

多くのパビリオンを見たい場合は、混雑しがちな休日よりも、平日の朝に訪れるのがおすすめです。

朝9時台は入場ゲートに行列ができていますが、早い時間帯に入場すれば、その分、多くのパビリオンを訪れることができます。事前予約や当日登録を活用し、予約が取れなかったパビリオンには並んで入場する形でもお楽しみいただけます。

行列を避けたい場合

時間帯が遅くなると来場者が減る傾向があるため、行列を避けたい場合は、夜間券を利用して17時以降に入場するのもよいでしょう。

特に平日の場合は、17時以降であればほぼ並ばずに入場できる日も多く、パビリオンの行列も昼間と比較すると短くなっています。会場は22時まで開いているため、事前に会場図を確認しておくと、限られた時間でも効率よく見学できます。

まとめ

この記事では、大阪・関西万博の開催時期や来場予約などについて紹介しました。

  • 大阪・関西万博はいつからいつまで開催されている?
  • 大阪・関西万博の入場チケットの対象期間は?
  • 大阪・関西万博の来場日時予約はいつからできる?
  • パビリオン・イベント予約はいつからできる?
  • 大阪・関西万博の混雑状況
  • 大阪・関西万博にはいつ行くのがおすすめ?

これから予定を立てる場合は、早めに来場日時予約を行い、パビリオンの事前予約を活用することをおすすめします。

なお、大阪・関西万博の入場チケットは、ふるさと納税の返礼品としても提供されています。大阪府泉佐野市に寄附をすると、1日券、平日券、夜間券、夏パス、通期パス、特別割引券の中から希望のチケットを選べます。

ふるさと納税を利用すれば、自己負担2,000円で入場チケットが手に入るため、費用を抑えたい方はぜひご活用ください。以下のページからお申し込みいただけます。

大阪・関西万博 入場チケット