09.26

【2025-2026年最新】ふるさと納税の「おせち」の選び方やおすすめ返礼品を紹介
お正月に欠かせないおせち料理。近年はふるさと納税の返礼品として全国各地から多彩なおせちが届き、家庭で楽しめるようになっています。
伝統的な和風のお重から、洋風や中華を取り入れたものまでバリエーションは豊富。家族の人数や過ごし方に合わせて選べるのも魅力です。
この記事では、ふるさと納税で選べるおせちの特徴やおすすめのシーンを紹介します。2026年のお正月にふさわしいおせちを見つけるヒントにしてください。
ふるさと納税でおすすめの「おせち」の選び方
ふるさと納税のおせちは種類が豊富だからこそ、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、人数やジャンル、寄附金額など、選ぶときに押さえておきたいポイントを整理して紹介します。
- 人数に合わせて選ぶ
- おせちのジャンルで選ぶ
- おせちの寄附金額で選ぶ
- おせちの配送日で選ぶ
- 賞味期限・消費期限で選ぶ
人数に合わせて選ぶ
ふるさと納税でもらえるおせちは、人数に合わせて選べるように、サイズのバリエーションが豊富に用意されています。
おせちのサイズは、返礼品名や詳細ページなどに「3人前 / 6.5寸 / 二段重」のような形で書かれていることが多いです。この場合は、以下のように考えるとよいでしょう。
- 3人前:3人程度で食べ切るのにちょうど良いサイズ。
- 6.5寸:1寸は約3.03cm。6.5寸は重箱の一辺が約20cm、8寸は一辺が約24cm。
- 二段重:重箱が二段になっている。
「寸」は、重箱のサイズを表す単位です。ふるさと納税でよくある重箱の寸法と、人数の目安を表にまとめたので、ふるさと納税の返礼品選びの参考にしてください。
人数の目安 | 重箱の寸法 | 段数 |
---|---|---|
1人 | 6.5〜7寸 | 一段 |
2人 | 6.5〜7寸 | 二段 |
3〜4人 | 6.5〜7寸 | 三段 |
3〜4人 | 8〜8.5寸 | 二段 |
5〜6人 | 6.5〜7寸 | 五段 |
5〜6人 | 8〜8.5寸 | 三段 |
7〜8人 | 6.5〜7寸 | 七段 |
7〜8人 | 8〜8.5寸 | 五段 |
※ここで示したのは、重箱のサイズと段数、人数目安の例です。返礼品の種類や内容によって適正な人数は異なります。
おせちのジャンルで選ぶ

ふるさと納税のおせちには、和風・洋風・中華風・和洋風・和洋中華風といった多彩なジャンルがあります。
伊達巻や黒豆、数の子などの伝統的な料理が入った和風のお重が定番ですが、家族それぞれの好みに合わせて楽しめる和洋風や和洋中華風も人気です。
また、洋風料理が多く入っているおせちもあり、ワインなどと一緒に楽しみたい家庭に選ばれています。
<各ジャンルの料理の例>
料理の例 | |
---|---|
和風 | 伊達巻、黒豆、紅白なます、田作り、きんとん、渋皮栗甘露煮、昆布巻、ごぼう巻、鱈の旨煮、有頭海老の艶煮、たこの旨煮、数の子など |
洋風 | 海老のテルミドール、キッシュ、テリーヌ、ミートローフ、デミグラスハンバーグ、パストラミ、スイーツなど |
中華風 | 海老のチリソース煮、酢豚、中華くらげ、ザーサイ、胡麻団子など |
おせちの寄附金額で選ぶ
ふるさと納税のおせちは、同じサイズのものが数種類用意されており、寄附金額がそれぞれ異なります。限度額を確認して、寄附金額に合わせて選びましょう。
1人前の一段重なら1万円台から用意されており、寄附金額が上がるほど品数や食材が豪華になります。
ふるさと納税の限度額は、収入や家族構成、控除額によって決まります。ご自身の限度額を知りたい方は、シミュレーションをご利用ください。
おせちの配送日で選ぶ
ふるさと納税で選べるおせちは、12月29日〜31日頃に届くものが多く見られます。冷蔵・冷凍便で届くため、期間中に確実に受け取れるようにして申し込みましょう。
また、申し込み時点では日時指定ができないケースが多いため、受け取れない日がある場合は再配達などで対応することになります。
賞味期限・消費期限で選ぶ
ふるさと納税でおせちを選ぶ際は、賞味期限や消費期限を必ず確認しましょう。
特に冷蔵の返礼品の中には、消費期限が1月1日のものも少なくありません。1月2日や3日に親戚が集まる場合には対応できないので注意が必要です。
冷凍品の場合は、冷凍保存すれば少し長めに設定されていることが多いです。解凍後は2日程度で食べ切る必要があるので、食べる日に合わせて解凍しましょう。
楽しみ方に合わせて選ぶ ふるさと納税でもらえる「おせち」
ふるさと納税のおせちは、家族構成や過ごし方によって楽しみ方が変わります。家族みんながお正月を笑顔で過ごせるよう、
「お酒を楽しみたい」
「来客を豪華にもてなしたい」
など、目的や過ごし方に合わせて選びましょう。ここでは、お正月をより華やかに過ごすためにおすすめの選び方を紹介します。
お酒を楽しむなら
お正月に家族や親戚が集まり、皆でお酒を楽しむ家庭も多いのではないでしょうか。おせちの料理はお酒に合うものが多いですが、中でも特にお酒に合う料理が詰め合わせになった「おつまみおせち」の人気が高まっています。

大人数で楽しむなら、伝統的なおせちと、おつまみおせちを両方並べるのもおすすめです。
豪快もてなしたいなら
来客を盛大にもてなしたいときには、大きな海老が入った高級おせちや、たくさんの料理が詰まった華やかなおせちが選ばれています。

五段重や七段重などを用意すれば、さまざまな料理を少しずつ味わうことができ、元日から豪華なお重をテーブルいっぱいに並べておもてなしできます。
育ち盛りの子育て家庭なら
子どもや若い世代が多く集まる家庭や、毎年足りるかどうか心配でいろいろ料理を準備している方には、お肉料理の多いおせちや、ハンバーグ・ステーキなどがセットになったものがおすすめ。しっかり食べられるので、他の料理を用意せず、皆でおせちを楽しめます。

実家では伝統的なおせちが用意されていることも多いため、ボリュームのあるおせちを持ち寄れば、世代を問わず一緒に楽しめます。
大晦日から楽しむなら
大晦日から泊まりがけで親戚が集まる家庭も多いでしょう。慌ただしく準備に追われる日に少しでも手間を減らしたいなら、年越しそばがセットになったおせちがおすすめです。

めんつゆもセットになっているものなら、そばを茹でて温めるだけで用意でき、大晦日の夜にすぐ振る舞えます。
また、おせち以外の料理が入ったセットを選べば大晦日に出すことができ、お酒のお供にもなるため、集まった人に喜ばれるでしょう。
伝統的なおせちでお正月を迎えたいなら
近年は洋風や中華風のおせちも増えてきましたが、やはりお正月は伝統的なおせちで迎えたいという家庭も多いのではないでしょうか。
そんな家庭に選ばれているのが、伊達巻や黒豆、紅白なますなどの伝統的な料理が詰め合わせになった和風のお重です。

和風のおせちにプラスして、おこわなどの料理がセットになったものも人気があります。伝統料理とあわせておせち以外の料理も楽しめるので、どの世代にも満足してもらえるでしょう。
複数の日に来客があるなら
1月1日、2日、3日と日にちをわけて来客があるなら、小さいおせちを用意すれば、毎日新しいものを出すことができます。

冷凍のおせちは比較的日持ちしますが、解凍後は2日程度で食べ切る必要があり、1月1日にも3日にも来客があるという場合には対応が難しくなります。小さいおせちを日ごとに新しく開ければ、詰め直しの手間もかからず、忙しい来客時に落ち着いて対応できるのも魅力です。
ふるさと納税の「おせち」で失敗しやすいポイント
おせちはふるさと納税で人気の高い返礼品ですが、申し込む場合に注意したいポイントがあります。
- 料理が変わる場合がある
- 冷蔵庫・冷凍庫に入りきらないことがある
- お重に盛り付け済みでない返礼品もある
- 写真だけでは品質の違いがわかりにくい
料理が変わる場合がある
おせちは多くの食材を使うため、仕入れ状況によって一部の料理が差し替えられることがあります。返礼品ページに「仕入れ等の都合により、盛付けが写真と若干異なる場合がございます」と記載されている場合は、写真とまったく同じではない可能性がある点を理解しておきましょう。
冷蔵庫・冷凍庫を空けておかないと入りきらない
段数が多い重箱や大きめのおせちは、冷蔵庫や冷凍庫に入れるスペースを確保しておく必要があります。特に年末は、買い物やふるさと納税の返礼品で庫内がいっぱいになりがちなので、空けておかないと入りきらないこともあるでしょう。
ふるさと納税の場合は、返礼品の紹介ページに重箱のサイズが記載されているので、事前に確認して準備しておくことをおすすめします。
お重に盛り付け済みでない返礼品もある
おせちの中には、自分で盛り付けをするタイプと、最初から盛り付け済みのタイプがあります。盛り付けが必要なタイプは、自分で彩りを工夫できる楽しさがありますが、年末年始は準備に追われることも多く手間に感じる場合があります。
盛り付け済みなら届いたそのまま食卓に並べられるので、慌ただしい年末に手間をかける必要がありません。申し込む前に確認しておきましょう。
写真だけでは品質の違いがわかりにくい
ふるさと納税のおせちは種類が豊富で、どれも魅力的です。しかし、写真だけでは味付けや盛り付けの仕上がりまではわかりにくいため、実際に届いたときに想像と違うと感じることがあるのも事実です。
家族や親戚と集まるお正月の食卓に並べる料理だからこそ、安心して選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。もし不安があるなら、老舗ブランドや有名ブランドのおせちを選ぶのがおすすめです。毎年ふるさと納税で人気を集めているブランドのおせちなら、安心して申し込めるでしょう。
ふるさと納税の「おせち」に関するQ&A

ここからは、ふるさと納税でもらえる「おせち」に関するよくある質問とその回答を紹介します。
Q:ふるさと納税の「おせち」はいつまでに申し込めば届きますか。
おせちの申し込み締め切りは自治体によって異なりますが、12月中旬から20日頃に締め切るところが多いです。
なお、人気の返礼品は早い時期に品切れになることがあるため、予定が決まり次第、早めに申し込みを済ませておくことをおすすめします。
Q:冷凍の「おせち」はどのように解凍するのでしょうか。
お重に盛り付けされたおせちは、段ボールから出して冷蔵庫で解凍するのが基本です。重ねたまま冷蔵庫に入れた場合、24〜36時間程度で解凍できます。急ぐ場合は一段ずつに分けると、より早く解凍できます。
解凍方法は返礼品によって異なる場合があるため、同梱の案内を必ず確認し、指定された方法に従いましょう。
Q:ふるさと納税の「おせち」は置き配で受け取れますか。
冷蔵・冷凍で届くおせちは、品質を保つため置き配不可となっている場合が多いです。皆が集まるお正月に安全に楽しむために、対面で受け取ってすぐに冷蔵・冷凍保存をしましょう。
Q:12月に申し込んでもワンストップ特例の手続きに間に合いますか。
ワンストップ特例の手続きは、寄附をした翌年の1月10日までに行えば間に合います。ふるさと納税の寄附を12月に行った場合でも申請は可能ですが、自治体からの「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」の送付を待っていると間に合わない場合があります。
自身で総務省ホームページなどからダウンロードして、早めに手続きを済ませておくと安心です。
まとめ
この記事では、ふるさと納税でもらえる「おせち」の選び方やおすすめ返礼品を紹介しました。
- ふるさと納税でおすすめの「おせち」の選び方
- ふるさと納税でもらえるシーン別のおすすめ「おせち」
- ふるさと納税の「おせち」に関するQ&A
2026年のお正月は、家族や親戚と華やかでおいしいおせちで迎えませんか。
ふるさと納税のおせちは年々豪華さを増しており、申し込み数も増えています。人気の品は早い段階で品切れになるため、気になるおせちが見つかったら、早めに予約しておきましょう。